「MoveConditioning」は日常のパフォーマンスを高めたい方はもちろん、身体の悩みの解決のためにコンディショニングにも力を入れている新丸子にあるパーソナルジムです。
こんにちは。トレーナーの高田です。
今回は便秘に繋がる原因について考えたいと思います。
結論から先にお伝えをすると、以下の2点が便秘の主な原因となります。
・便の材料不足
・蠕動(ぜんどう)運動不足
これらの問題を作りやすいのが、炭水化物を控えている方です。
それはなぜか?その理由について簡単にお伝えしていきます。
- 便の材料不足について
- 蠕動(ぜんどう)運動不足について
- まとめ
1.便の材料不足について
まず炭水化物ですが、糖質+食物繊維を合わせたものになるため、炭水化物が不足すると食物繊維も同時に不足するということになります。
食物繊維が不足することで…
食物繊維が不足→便の材料の不足
ということに繋がります。
また、便が硬いという方は水溶性食物繊維の不足が考えられます。
水溶性食物繊維の食品(ネバネバ、ぬるぬるした海藻や野菜)
野菜:たまねぎ、ごぼう、オクラ
海藻:わかめ、こんぶ、もずく、めかぶ
果物:アボガド
など
これら水溶性食物繊維を摂ることによって、便を柔らかくしてくれて排泄しやすくなります。
便秘ではないけど、便の硬さが気になる方は水溶性食物繊維を意識的に摂ってみてください。
2.蠕動(ぜんどう)運動不足について
まず、蠕動運動とは収縮や弛緩を行い、腸の内容物を移動させることになります。
そのため、便の排泄がしやすくするにはこの蠕動運動がしっかり行われることが大切です。
ではなぜ、炭水化物を控えると蠕動運動に影響がでるのか…
炭水化物控える→低血糖に陥る→血糖を上げるために交感神経を活性
交感神経が優位になると…
胃:消化抑制
小腸:吸収抑制
大腸:蠕動運動抑制
というように、交感神経が優位になることで消化吸収や蠕動運動※が抑制されてしまい、便の排泄がしづらくなってしまいます。
そのほかに、強いストレスが掛かり続けることも便秘の原因になるとも考えられます。
過度なダイエットによる、食事制限はストレスにも繋がるため注意が必要ですね。
野菜(食物繊維)、イヌリンなどのサプリメントを摂っているけど、便秘という方はこの影響を考える必要があるかもしれません。
3.まとめ
・便秘の主な原因は「便の材料不足」「蠕動運動不足」
・炭水化物を控えている方が便秘になりやすい
・炭水化物の不足→食物繊維の不足→便の材料不足
・便が硬い方は、水溶性食物繊維の不足が考えられる
・炭水化物の不足→低血糖に陥る→血糖を上げるために交感神経を活性
・交感神経が優位になることで、消化吸収や蠕動運動が抑制される
・強いストレスも便秘の原因に
炭水化物を意識的に控えてる方は、便秘になりやすいといえます。
便秘に悩んでいる方は、まず炭水化物を摂ることから考えてみましょう。
もちろん摂りすぎは、体重や体脂肪の増加に繋がるので適度な量が大切です。
何かご参考になれば幸いです。
それでは!
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