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関節の構造と機能から考える腰痛

「MoveConditioning」は日常のパフォーマンスを高めたい方はもちろん、身体の悩みの解決のためにコンディショニングにも力を入れている新丸子にあるパーソナルジムです。

こんにちは!トレーナーの高田です。

本日は関節の構造と機能から腰痛の要因を考えてみたいと思います。

不適切な動きの積み重ねで腰痛を発症している方も多くいらっしゃいます。
なんとなくでも理解してもらえるだけで、身体の使い方が変わり痛みが減るかもしれません。
ご興味がある方は是非、最後までご覧ください。

関節の構造と機能について

骨格模型

関節の構造上、関節の機能の役割に「安定性」「可動性」の優位性があります。
各関節がお互いに依存することにより、動作が行われています。

どこの関節が「安定性の関節」で「可動性の関節」かは以下の画像の通りになります。

腰はどういった場所なのか?

上の画像からもわかるように腰の関節である腰椎(腰椎骨盤帯)は「安定性の関節」となります。
そのため「安定」が大前提になります。「動きたくない」「動かしたくない」という関節になるわけです。

動きすぎてしまうと…

動きすぎることは本来の役割ではありませんので
背骨(の動き)をコントロールする役割を持つ背中の筋肉が過度に緊張をしてしまい機能が低下。
それにより、主目的として背骨を動かす役割ではない筋肉(広背筋など)が過度に使われてしまい痛みの発症や姿勢の乱れに繋がることになります。

慢性腰痛の人はこのような形で筋肉がガチガチに固めてしまっていることが考えられます。
この状態でのトレーニングは適さず、逆効果となってしまいます。
(この場合だとまず緩めることが大切)

腰が動きすぎてしまう例

腰を痛める原因

本来、動きべき関節「胸椎」や「股関節」が何らかの理由(姿勢の乱れや運動不足など)で動かず可動性が失われてしまうと、「屈む」「反る」「捻る」などの動きを行う際に、他で代わりをしなくてはいけなくなります。
つまり、「胸椎」「股関節」の動きが悪くなると腰にしわ寄せがくる形になってしまい、本来は役割とは逆に過度に動きすぎてしまうことになるわけです。

猫背姿勢の方が姿勢を良くしようとするとき、胸椎が硬いために腰が反ってしまっていることが比較的多いです。

理想の形としては、動きべきところが動く:胸椎、股関節
動きたくないところが動かない:腰椎
それぞれが適切な役割を担うことで、身体は適切な機能を生み出します。

日常生活では、腰椎を支点に動くことや過度に動かさないこと。
安定することが痛みの予防に繋がります。

下の画像からも分かる通り、腰椎は特に捻る構造にはなっていません。
なので、特に捻る動作などは注意が必要です。
ゴルフや野球でのバッティングなどでの「腰を回せ」は適切な動き方のイメージではないといえます。


慢性的に腰痛を抱えている方は、どの動きを行う際にも腰を使って動いていることが多い傾向です。
(他の関節の動きが悪いため)

ストレッチやエクササイズで都度、改善させることも大切ですが
本当の根本解決ためには身体の使い方、毎日の習慣を意識して変えていくことも大切です。

ストレッチやエクササイズなど良いことをしても、日常で相殺されないように気を付ける必要があるといえます。

それでは!

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