こんにちは!トレーナーの高田です。
トレーニングや運動の前後に、体重や体脂肪率を測定している方もいるかもしれません。
ただ、運動直後の体重や体脂肪率は、運動前と比べて身体の状態が変わっているため、基本的には成果の確認として見るのはおすすめできません。
体重、体脂肪率ともに水分(量)の影響を大きく受けます。
結論からお伝えすると、トレーニングや運動の直後に体組成を測定しても、正確な変化を判断するのは難しいと言えます。
今回は、運動後に体脂肪率が変わる理由と測定のおすすめのタイミングなどについてお伝えします。
体脂肪率はどのように測定しているか?

体組成計は「インピーダンス法」という方法を利用しています。
インピーダンス法とは、身体に微弱な電流を流し、その流れやすさをもとに体脂肪率などを推定する方法です。
ただし、体組成計で出る数値はあくまでも推定値ですので
使用する機器や測定条件によって、ある程度のばらつきがありますので変化を見ていく上では同じ機器の使用をおすすめします。
脂肪は水分が少ないため、電流が流れにくい
筋肉などの組織は水分を多く含むため、電流が流れやすい
性質があります。
そのため、体内の水分量によって体脂肪率の数値は変化しやすくなります。
水分が少ない状態(電流が流れにくい)→ 体脂肪率が高くなりやすい
水分が多い状態(電流が流れやすい)→ 体脂肪率が低くなりやすい
運動直後に体脂肪率が変わる理由

では、運動後の体脂肪率はどのように変化するのでしょうか。
先ほどお伝えした通り、体脂肪率の数値は体内の水分(量)に影響を受けます。
運動前と運動直後では、筋肉への血流増加や一時的に水分が集まる(パンプアップ)、発汗、水分補給などによって、一時的に身体の水分バランスが変わります。
そのため、運動直後に体脂肪率が上がったり下がったりしても、それがそのまま脂肪の増減を表しているとはいえません。
運動直後の数値は一時的な身体の状態を反映しているといえます。
体重も同じで、運動後に体重が減っていたとしても、その多くは脂肪が減ったというより、発汗などによって一時的に水分が減った影響と考えられます。
そのため、運動前後で「体脂肪率が下がった」「体脂肪率が上がった」と一喜一憂しない方が良いといえます。
体脂肪率を測定するおすすめのタイミング
体重や体脂肪率を記録する場合は、できるだけ同じ条件で測定することが大切です。
たとえば、以下のような条件をそろえると、数値の変化を比較しやすくなります。
・同じ時間帯に測る
・同じ体組成計を使う
・食事の前に測る
・入浴前に測る
・運動前に測る
これらの条件がそろいやすいのは、起床後の朝一番です。
体重や体脂肪率を記録している方、これから記録を始めたい方は、
朝起きてトイレを済ませた後など、できるだけ同じタイミングで測定するのがおすすめです。
体組成計の数値はあくまでも目安です。
1回ごとの数値にこだわりすぎるよりも、同じ条件で測定しながら、数週間から数か月単位で変化を見ていくことが大切といえます。
まとめ
・一般的な体組成計は身体に微弱な電流を流し、電気の流れやすさをもとに体脂肪率を推定している。
・脂肪は水分が少なく電流が流れにくい一方で、筋肉などの除脂肪組織は水分を多く含むため、電気が流れやすい性質がある。そのため、体脂肪率の数値は体内の水分(量)によって変化する。
・運動直後は、筋肉への血流増加や一時的に水分が集まる(パンプアップ)、発汗や水分補給などによって一時的に水分バランスが変わるため、体脂肪率や体重の数値も変動するといえる。
・運動直後の数値だけを見て、「脂肪が増えた」「脂肪が減った」と判断するのは難しいといえる。
・体重や体脂肪率を記録する場合は、できるだけ同じ条件で測定することが大切。
おすすめは、起床後の朝一番に測定する。
瞬間瞬間、日々の数値に振り回され過ぎずに長い目で身体の変化を見ていきましょう。
メンタルが乱れがちになるのを抑えるにも安心かなと思います。
何かご参考になれば幸いです。
それでは!
健康や身体に関する情報やエクササイズなどをご紹介しています。
当スタジオのInstagramはこちらからどうぞ↓
体験のお申し込み方法
電話でのご予約
044ー701ー4286
WEBサイトでのご予約
LINEでのご予約
※当施設は完全予約制となります
見学なども一度ご連絡ください

