「MoveConditioning」は日常のパフォーマンスを高めたい方はもちろん、身体の悩みの解決のためにコンディショニングにも力を入れている新丸子にあるパーソナルジムです。
こんにちは!トレーナーの高田です。
女性の場合、男性よりも体脂肪の量が多い傾向です。
女性の方でも出来る限り体脂肪を落としたいと思う方も多いかもしれませんが、女性特有の機能を備えているためにある程度の脂肪量は必要となってきます。
無理をして、ある程度の数値から体重や体脂肪を落とそうとしたりするとホルモンバランスなどが崩れて身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に競技選手などは注意が必要といえます。
- 女性は特有の機能を備えている
- 必要とされる体脂肪
- まとめ
1.女性は特有の機能を備えている
まず女性の場合、妊娠や出産といった女性特有の機能を備えているため代謝を調整して一定の体脂肪(体重)を維持、調整しようと働きが起こりやすいです。
もちろん体脂肪が多すぎるのは良いとはいえませんが、体脂肪(体重)が少なすぎると女性ホルモンの分泌が減少し、月経周期に影響を及ぼす可能性があります。
月経不順に繋がることとされる要因
・利用可能なエネルギー不足
・体重、脂肪量の減少
・精神的、身体的ストレス
・ホルモン環境の変化
などが挙げられます。
2.必要とされる体脂肪
では、どの程度が体脂肪が必要なのか。
【男性 】
最低限必要な体脂肪 3%
平均体脂肪 15%
【女性 】
最低限必要な体脂肪 12%
平均体脂肪 27%
参照データ:「女性のためのランニング学」
ジェイソン・R・カープ 博士 (著)/ キャロリン・S・スミス 医学博士 (著)
男性の場合、女性特有の機能を備えていないため、女性と比べて体脂肪が低くても大きな問題は起きません。
上記の数値を参考に最低限必要とされる体脂肪より下がってしまったり、近づいてしまうと女性ホルモン(エストロゲン)が減少し、月経が止まるなど周期に影響を及ぼす可能性があります。
月経に伴って、心身ともに影響がある方もいれば影響をあまり感じない方もいるようで何%ぐらいでとは言えないのが実際のようです。
ただ、上記で挙げているように月経不順の原因にはストレスなども関わりますので、体脂肪の変動だけが影響を及ぼすわけではありません。
3.まとめ
・女性の場合、妊娠や出産といった女性特有の機能を備えているため代謝を調整して一定の体脂肪(体重)を維持、調整しようと働きが起こる。
・体脂肪が多すぎるのは良くはないが、体脂肪(体重)が少なすぎると女性ホルモンの分泌が減少し、月経周期に影響などを及ぼす可能性がある。
・月経不順に繋がることとされる要因
利用可能なエネルギー不足
体重、脂肪量の減少
精神的、身体的ストレス
ホルモン環境の変化
・ただ、月経不順の要因にはストレスなども関わると考えられるため、体脂肪の変動だけが影響を及ぼすわけではない。
それぞれの理想はあるかと思いますが 、体重や体脂肪の減少を求め過ぎずにそれだけに捉われないことが大切といえます。
男性と違い女性の体の仕組みや機能の関係上、脂肪の量は意味あいが変わってきます。
女性の体脂肪が多いのは意味があってのことです。
ご無理はなさらずに自分の体調などを考慮しながらトレーニングや食事のバランスの改善に取り組んでいきましょう!
何かご参考になれば幸いです!
それでは!
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