「MoveConditioning」は日常のパフォーマンスを高めたい方はもちろん、身体の悩みの解決のためにコンディショニングにも力を入れている新丸子にあるパーソナルジムです。
こんにちは。トレーナーの高田です。
男女間では筋力(筋肉量)、骨格、ホルモンの分泌などをはじめ大きな差があります。
今回は、男女間での差、異なる点などを踏まえて女性がトレーニングする上でのメリットやトレーニングを続けていく上で女性が陥りがちな問題についてお伝えしていきます。
男女で異なる点について
・筋力(筋肉量)の差
・体脂肪の差
・骨格や骨の並び、骨の形の違い
・先天的に関節のはまり甘く、ゆるい傾向(不安定)、関節の可動域が過度に広い場合がある
・ホルモン分泌(量)などの違い
など
主にこれら異なる点があります。
骨格などの面では体を痛めやすかったり、男性に比べるとケガのリスクが高い傾向と考えられます。
少しでも予防や改善するためにも、適切なトレーニングや体のメンテンナスが必要と考えています。
ただ、生まれもって男女間で差があるのは、妊娠や出産といったことを可能にするために意味があってのことです。そこを考慮し、理解した上で取り組むことが大切だと言えます。
女性がトレーニングする上でのメリット
上記の異なる点などを踏まえて、女性がトレーニングやメンテンナスなどをする上でのメリットは以下の通りです。(女性に問わず言えることにもなりますが)
・筋肉量の増加、筋力の向上
・体脂肪の減少 ※減らし過ぎは、要注意
・女性の骨格や骨の並び、骨の形によって起こりやすい体へ掛かる負担の軽減
・適切な体の使い方を身につける(つく)
・関節の不安定性改善
・骨の強化
など
一般の方でもよくお聞きすることが多い女性ホルモンにエストロゲンというホルモンがあります。
このエストロゲンというホルモンの働きのひとつに「骨を作る細胞を活性化 」や「 骨を壊す作用の抑制 」する働きがあります。
いわゆる骨の代謝を行う役割です。
そのためエストロゲンの分泌が減少すると骨の代謝が抑制されてしまい、結果的に骨密度の低下に繋がる恐れがあります。
エストロゲンの分泌が著しく減少するのが、閉経後とされます。
その他、月経不順など問題がある場合でも同様です。
エストロゲンの分泌が低下することにより、将来的に骨粗鬆症や(疲労)骨折などをするリスクが高まります。
骨は長軸方向に物理的な刺激が加わると骨の強さが増すとされています。
そのことから、適切な筋力トレーニングを行うことで骨に対して刺激を与え、骨の強化、将来的な骨密度の低下や骨粗鬆症予防には効果的と考えられます。
もちろんバランスの取れた食事、普段の生活習慣も重要になってきます。
エネルギー不足の危険性
過度なダイエットなどをしている方などに多いのですが、行き過ぎな食事制限は注意が必要です。
せっかくトレーニングなどがしっかり実施できていても体に必要なカロリー(栄養)を取っていなければ逆に筋肉量の低下にも繋がり、そのほか代謝が落ちる原因にも繋がります。
また、個人差があり一概には言えませんが女性の場合、体脂肪率が低いと月経不順および乱れに繋がる傾向が高いとされています。(女性ホルモンの原材料はコレステロールのため)
理想はそれぞれあるかと思いますが 、体重や体脂肪の減少を求め過ぎずにそこだけに捉われないことが大切だといえます。
男性と違い女性の体の仕組み上、脂肪量は意味あいが変わってきます。
女性の脂肪量が多いのは意味があってのことです。
月経不順に繋がることとされる要因
①利用可能なエネルギー不足
②精神的、身体的ストレス
③体重、脂肪量の減少
④ホルモン環境の変化
などが挙げられます。
引用元:国立科学スポーツセンター 女性アスリート指導者のためのハンドブック
何かご参考になれば幸いです。
それでは!
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