「MoveConditioning」は日常のパフォーマンスを高めたい方はもちろん、身体の悩みの解決のためにコンディショニングにも力を入れている新丸子にあるパーソナルジムです。
こんにちは!トレーナーの高田です。
スクワットによって腰の痛みが出る原因について前回から引き続きお伝えしていきます。
前回までは「骨盤の傾きによる影響」「肋骨の開きによる影響」「お尻を引く意識による影響」について解説していきました。
記事はこちらをご覧ください。
スクワットによる腰の痛みのなぜ【肋骨の開きによる影響について】
スクワットをすると毎回腰が痛くなるのはなぜ?【お尻を引き過ぎるのはNG】
今回は「重心による影響」について解説をしていきます。
皆さんはスクワットしているとき重心はどこに位置していますか?
つま先寄りですか?
かかと寄りですか?
それとも足裏全体で地面を捉えていますか?
結論から先にお伝えをすると、スクワットを行う際は足裏全体で重心を取ることが大切です。
つま先やかかと重心の場合では、体への過度な負担やパフォーマンスの部分でも運動の効率が低下してしまうことに繋がると考えられます。
普段スクワットをしていて、つま先もしくはかかと重心になりやすいと感じる方は良かったらご参考にしてみてください。
では、簡単ではありますがその理由について解説をしていきます。
重心の位置によって身体への負担やパフォーマンスに影響がでる
実際にスクワットの際のご自身の重心の位置を確認してみてください。
かかと重心になる方やつま先重心になる方もいるかもしれません。
重心の位置関係によって、力がどの方向に加わるか考えてみましょう。
①つま先重心のスクワット
・足裏と地面との接地面が小さいため、地面を押す力が弱まる
・力の向きが前方へ流れる
・前側に負担がかかりやすい
②かかと重心のスクワット
・足裏と地面との接地面が小さいため、地面を押す力が弱まる
・力の向きが後方へ流れる
・後ろ側に負担がかかりやすい
③足裏全体でのスクワット【理想】
・足裏全体で地面を捉えているため、地面を押す力が強い
・力の向きが真上にいきやすい
・前後バランスよく負担がかかる
重心が偏ることにより、力の向きも偏りが出てしまいます。
その結果、身体への負担から痛みや運動の効率も低下すると考えられます。
「作用・反作用の法則」から考えられるように地面を押す力と同じ大きさの力がかえってきます。
そのため、運動の効率という面から考えると足の裏と地面との接地面が広いほど大きな力が発揮できるようになるということです。
それに比べると、つま先重心やかかと重心の場合は足の裏と地面との接地面が狭いために力の発揮が弱まります。
また、力の向きも前後どちらかにずれてしまえば不効率と言えます。
簡単な内容でしたが、何かご参考になれば幸いです。
それでは!
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